宇佐美が清武、酒井と同僚に? ハノーファーが宇佐美の獲得へ theWORLD(ザ・ワールド) 12月2日(水)8時1分配信
すでにシュツットガルト、マルセイユからの関心が報じられる
10番を背負う清武弘嗣が負傷離脱したハノーファーは、新たな日本人アタッカーの獲得に乗り出している。
移籍情報サイト『Transfer Markt』は1日、ハノーファーが冬の移籍市場でガンバ大阪に所属するFW宇佐美貴史の獲得を狙っていると報じた。同媒体によれば、宇佐美の市場価値は 250万ユーロと見積もられており、ハノーファーのほかシュツットガルトも関心を持っているという。
今季Jリーグで19ゴールを挙げたガンバ大阪のエースにブンデスリーガから視線が注がれている。14節を終えて14位のハノーファーは攻撃の大部分を清武 の個人技に依存しており、3ゴール4アシストを記録するこの日本人MFの離脱によって危機的状況を迎えていた。クラブが冬に新たなアタッカーの獲得に乗り 出すことは決定的と見られていたが、その候補の中に宇佐美が含まれているようだ。
移籍が成立すれば、宇佐美にとっては2度目のブンデスリーガ挑戦となる。2011年夏にガンバ大阪から期限付きで強豪バイエルン・ミュンヘンに移籍し、そ の後ホッフェンハイムにレンタルされた時期を含め2年間をドイツで過ごしている。当時20歳前後の宇佐美はまだ線が細く、球際の攻防で後れをとったが、J リーグ復帰後は意識的な取り組みによってこの問題を改善。日本代表で初出場を果たすなど目覚ましい成長を続けている。冬の移籍はシーズン直後の疲労が懸念 されるが、実現すれば大いに期待が持てそうだ。清武、そして酒井宏樹とすでに日本人選手が在籍していることもポジティブな要素といえるだろう。



