G大阪FW宇佐美貴史「やってきたことがどの程度まで出せるか」 10日に広島と練習試合

G大阪はあさって10日、敵地で広島とプレシーズンマッチを行う。

新スタジアム「エディオンピースウイング広島」のこけら落としで、FW宇佐美貴史は「結果よりも重要視しなければならない部分がある。やってきたことがどの程度まで出せるか」と内容にこだわる姿勢を示した。

今季は4―2―3―1にシステムを変更。沖縄キャンプでは従来の「ポゼッション」や「スペースを作る、使う」戦術に加えて「コンパクトに保つ」「プレッシング」「攻守の素早い切り替え」など守備の改善に取り組んだ。宇佐美は「チームとしてどれだけ呼吸を合わせてボールを奪いにいけるか。奪いにいくチャレンジ成功と成功回数。武器にしていかないといけないので試したい」。2年連続3位の強豪は腕試しとして最適な相手だ。

ただキャンプで好調だったが、シーズン開幕後は低調だった昨年の苦い記憶は忘れていない。「今、自信を得ることが他チームよりも優位に立つことではない。全然うまくいってない感覚でも他チームより劣っているということでもない。とにかく自分たちだけを見て積み上げていく」。結果で一喜一憂はしない。広島戦では正否を問わず明確なチームの方向性を示し、収穫と課題を持ち帰る。

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