元日本代表、大黒将志氏がヘッドコーチ就任「FCティアモ枚方」反撃誓う

日本代表としても活躍した元プロサッカー選手、大黒将志(おおぐろまさし)さん(43)が、枚方市を含む北河内地域を拠点にする日本フットボールリーグ(JFL)「FCティアモ枚方」のヘッドコーチに就任した。チーム関係者とともに同市役所を訪れ、「目標は優勝。結果に向かって練習をしていく」と3月10日の開幕に向けて力強く意気込んだ。

大黒さんはガンバ大阪を皮切りにJリーグやフランス、イタリアなどでプレーし、日本代表にも選出。引退後の令和3年にはガンバ大阪アカデミーのストライカーコーチに就任し、後進の指導にあたっている。

就任2年目となる二川(ふたがわ)孝広監督(43)とはガンバ大阪でともにプレーし、平成17年にシーズン優勝を経験した同志でもある。市役所で大黒さんは「現役時代はたくさんアシストしてもらった。今度は僕がアシストする番」と語る。

FCティアモ枚方は平成16年に創設された北河内地域を拠点にするサッカーチームでJリーグ加盟を目指している。令和2年にJFLに昇格したが、昨年は8勝10敗10分の12位に終わった。今年は「反撃」というスローガンを掲げた二川監督は「今年は結果にこだわりたい。ゴール前でラストパスの精度を上げるなど、選手たちに刺激を与えてほしい」と期待を寄せた。

大黒さんは「選手たちには思い切って楽しんでプレーできるようにサポートしたい。1点取られても2点を取り返す攻撃的なサッカーを目指す」と話した。

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