G大阪、C大阪MF鈴木徳真、DF松田陸の獲得を正式発表 ライバルクラブから一気両どり

G大阪は11日、C大阪のMF鈴木徳真、DF松田陸を完全移籍で獲得したことを発表した。ライバルクラブ間での移籍は2011年にMF倉田秋がG大阪からC大阪へ期限付き移籍(12年にG大阪復帰)した例などがあるが、C大阪からG大阪へ完全移籍する日本人選手は初のケースとなる。

鈴木は戦術眼に優れたボランチで昨季は副主将を務めたが、リーグ戦19試合出場のうち先発は7試合にとどまった。J2徳島時代にポヤトス監督のもとでプレーしており、川崎へ移籍したMF山本悠樹の穴を埋めるボランチとして期待される。松田は2016年からC大阪に在籍する右サイドバック(SB)で長らく主力を担っていたが、昨季は日本代表DF毎熊晟矢の台頭により出場機会が減少。昨年8月からはJ2甲府に期限付き移籍しており、今オフ、右SBが補強ポイントだったG大阪は松田の実績や経験を評価しオファーに至った。

C大阪から発表されたリリースでは、鈴木は「この度、セレッソ大阪を去ることを決断しました。2年間、心身ともに僕を成長させてくれたクラブ、スタッフ、仲間への感謝は決して忘れません。そして、僕を応援しどんな時も背中を押し続けてくれたファン、サポーターのみなさん、本当にありがとうございました。またピッチで会いましょう!」とコメント。松田は「約8年間という長い間、熱い声援をありがとうございました。セレッソではJ1昇格やルヴァンカップ優勝、天皇杯優勝という2つのタイトルを獲れた事は貴重な経験で、僕の宝物となりました。皆様に心から感謝しています。これからもセレッソ大阪の活躍を応援しています」と思いをつづった。

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