堂安律、遠藤保仁の現役引退に心境「本当にすごいキャプテン」 G大阪でともにプレー

【ドーハ(カタール)9日=星野 浩司】サッカー日本代表MF堂安律(25)=フライブルク=が、G大阪時代にともにプレーした元日本MF遠藤保仁(43)=磐田=が9日に現役引退を発表したことを受け、遠藤への思いを語った。

遠藤はJ1歴代最多の672試合、日本代表でも歴代最多の152試合出場と数々の記録を残したレジェンド。今季より古巣・G大阪のコーチに就任する。堂安は高校2年でG大阪のトップチームの試合に出場した15年から17年まで遠藤とともにプレーした。

「もうヤットさんのプレーを見られないのは悲しいですが、ガンバに戻ってきてコーチをされるのは、ガンバファンの自分にとってはうれしい気持ちもあります。ヤットさんがこれまで積んでこられたキャリアはすごいものだと思います。自分(国際Aマッチ42試合出場)が日本代表であと100試合出ても追いつけないというのは、ヤットさんがされてきたことは本当にすごいことだと感じさせてくれます。そして、間違いなくJリーグの価値を上げた方だと思っています。自分がガンバでプレーしていた頃はキャプテンをされていたのですが、自分が小さい頃に描いていたキャプテン像とは真逆で、新しいスタイルを出していくのはヤットさんにしかできないことだと感じていました。後輩に全く気を遣わせず、ヤットさんはそういう空気を出してくれて、あれだけ主力の選手なのに、若手に生き生きとプレーさせてくれるのは本当にすごいキャプテンだと思っていました。また、トレーニングなども本当に真摯に取り組んでいる姿を見させてもらい、学ばせてもらいました。次のキャリアでも間違いなく成功されると思いますが、ひとまず、本当にお疲れ様でしたとお伝えしたいです」

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