遠藤保仁、引退を動画報告「会見してまじめに語るのも僕らしくないかな」会見なし理由も明かす

ジュビロ磐田の元日本代表MF遠藤保仁(43)が9日、現役引退すると発表した。ガンバ大阪のトップチームのコーチに就任する。

遠藤はユーチューブの「ONE CLIPチャンネル」で、自ら動画に出演し引退を報告した。

「1998年からスタートし、2023年シーズンまで26年間という、本当に長い充実した最高のサッカー人生を送れたと思っております。自分がここまで長くやるとは思っていませんでしたし、これだけ多くの人に支えられ、応援して頂いて、素晴らしいサッカー人生を送ってこれたなと、今、あらためて感じております」と感謝を述べた。

動画の中で、遠藤は記者会見をやらない意向を明かし「実は、オフ真っただ中で。本来であれば記者会見を開かないといけないかなと思っておりましたが、記者会見してまじめに語るのも僕らしくないかな、というところもあり。そして、何と言ってもオフはオフなんで。とことん、オフを満喫したいという思いで記者会見を開くことはしませんでした。その代わりと言いますか、ここで皆さんにご報告という形で話をさせて頂いております」と説明した。

今後は指導者としての道を歩む。「日々楽しくというのが僕のサッカー人生のモットーだったので、コーチになってからもその気持ちを忘れずに、日本サッカーのため、ガンバ大阪のために一生懸命働いて、勉強して、1人でもいい選手を送り出していければいいかなと思っております」。

続けて「僕以上のキャリアを積むことが出来るというか、自分の中で自分以上の数字を残せる選手がこれから出てきて欲しいなとと思いつつ、出てきて欲しくないなとも思っております。魅了する選手が1人でも出てきて欲しいというのは間違いなく思っております」と遠藤流の言い回しで決意を語った。

最後に「これからまだまだ、別の形でサッカー人生続きますが、皆さんの期待に応えられるように頑張っていきたいと思いますので。長い間、声援、ブーイング、やじ、すべてありがとうございました。本当に楽しいサッカー人生でした」と締めくくった。

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