G大阪コーチ就任決定の元日本代表MF遠藤は「磐田・浜松での生活を本当に楽しめました」と磐田へ感謝
J1磐田は9日、元日本代表MF遠藤保仁(43)が23年シーズン限りで現役を引退すると発表した。今後はJ1G大阪のコーチに就任する。
かつて「日本の心臓」と評された男がスパイクを脱ぐ。遠藤は磐田の公式サイトでコメントを発表。「ジュビロ磐田のファン・サポーターの皆様、私は2023シーズンをもちまして現役生活に終止符を打ち、引退することを決めました。私自身、磐田・浜松での生活を本当に楽しめました。皆さんが優しく接してくれ、リスペクトしてくれて、素晴らしい約3年間を過ごせたと思っています。今シーズン、僕自身はガンバ大阪のコーチをすることが決定していますが、吹田スタジアムにジュビロの皆さんも来られると思うので、また会えるときを楽しみにしています」と、磐田への感謝をつづった。
遠藤は鹿児島実から98年に横浜Fに入団。京都を経て、01年から20年途中までG大阪でプレー。同年10月に磐田へ期限付き移籍し、22年からは完全移籍となった。プロ26年間でJ通算776試合113得点を記録した。日本代表では14年ブラジル大会など3度のW杯メンバーに選出され、歴代最多となる152試合に出場した。



