ガンバの空飛ぶ守護神・東口「広島も止める!」下克上連覇へ サンケイスポーツ 12月1日(火)7時0分配信
神セーブで広島も封じる!! J1G大阪は2日のチャンピオンシップ決勝第1戦(万博)に向けて30日、吹田市内で非公開練習を行った。準決勝(11月 28日)の浦和戦でスーパーセーブを連発して勝利に導いた日本代表GK東口順昭(29)は、リーグナンバーワンの広島攻撃陣のシャットアウトを目指す。
調子はそのままだ。準決勝・浦和戦でスーパーセーブを連発したGK東口が、日本一の破壊力を誇る広島攻撃陣の前に立ちはだかる。
「相手は違うので、別ですけどね。体も状態はいい。GKとしていい仕事できるように準備していきたい」
浦和戦は後半ロスタイムにMF武藤のゴール前3メートルからのヘディングを防ぐなど、好セーブを連発。DF丹羽のあわやオウンゴールのバックパスの後に は勝ち越しゴールの起点となるパスも出して、マン・オブ・ザ・マッチに輝いた。あくまで「DFラインとの連携がよかったからこそで、ぼくだけの成果じゃな い」と謙遜(けんそん)し、気を引き締めた。
次はシーズン73得点と断トツの破壊力を誇った広島が相手。J1歴代最多得点(157)に並んだFW佐藤らがそろう中でも警戒を示したのはMF青山だ。 「足を大きく振らないけど、強いシュートがくる。ミドルシュートに関しては、Jリーグで1番だと思う」と認めた。それでも今季のリーグ戦では1勝1敗で、 東口が広島に許したゴールはMFドウグラスの直接FKだけ。すべてのシュートをシャットアウトするつもりだ。
浦和との120分の激闘から中3日の頂上決戦となるが、「疲れはあるけど、試合には関係ない。コンディションも上がっているし問題ない」と勢いそのままにあることを強調した。
「サッカーはやられればやられるほど、チャンスに変わることがある」
守護神が最後の砦(とりで)として立ちはだかる限り、G大阪が負けることはない。



