J1・G大阪がフロント改革 和田取締役や松波アカデミーダイレクターが退任
J1のG大阪は20日、和田昌裕強化・アカデミー担当取締役が退任し、元監督の松田浩氏がフットボール本部本部長に就任するなどのフロント人事を発表した。
和田取締役はJ3に降格する金沢のゼネラルマネジャー(GM)に就任する。新たに設置するフットボール本部はトップチームの強化、アカデミー(育成組織)、スクールの普及を束ね、一貫したG大阪のスタイルを構築し、戦略的にフットボールをつくりあげていくのが目的で、2022年途中からG大阪の監督を務め、23年はJ3宮崎を指揮した松田氏がクラブに復帰することとなった。
また、松波正信アカデミーダイレクターは退任。J2の長崎に移る。後任のアカデミーダイレクターには、日本協会ユース育成サブダイレクターの星原隆昭氏を招へい。試合運営広報部長の梶居勝志氏が強化部長に復帰する。
スペイン人のダニエル・ポヤトス監督が続投するG大阪は今季、J1で16位に低迷。フロントを刷新して来季の巻き返しを期す。



