関大のJ内定5選手が会見 湘南内定DF高橋直也「自分の武器を磨いて活躍する選手になりたい」

関大は18日、大阪・吹田市内の千里山キャンパスで来季Jリーグクラブへの加入が内定している4年生5選手の合同会見を実施した。

会見には、湘南ベルマーレ内定DF高橋直也(ガンバ大阪ユース)、来季J2復帰の愛媛FC内定MF谷岡昌(愛媛FC U-18)、J3奈良クラブ内定FW百田真登(ひゃくだ・まなと、関大一)、J3のFC大阪内定MF堤奏一郎(関大一)、同FW西村真祈(まさき、セレッソ大阪U-18)の5選手と、同大学のOBでG大阪時代にJリーグ1万ゴール目を決めた前田雅文監督(40)が出席した。

唯一J1クラブに加入する高橋は「1年目から試合に出続けることが目標。観客が見ていて楽しいプレーをしたい」と意気込みを語った。

高2までは「攻撃であればどこでもやる選手」だったという高橋だが、G大阪ユースの実好礼忠監督(51=大阪学院大監督)にセンターバック(CB)にコンバートされてからは、守備の選手として評価を上げてきた。4年間見守ってきた前田監督も「サッカーIQが高く、ビルドアップでは現役Jリーガーにも負けていない」と太鼓判を押す。

湘南ではすでに今季J1リーグ4試合、ルヴァン杯2試合に出場し、うち5試合でフル出場を果たした。アンカーや3バックの一角として経験を積んだ。山口智監督(45)からは「攻撃の部分ではJでも通用しているし、いいものを持っている。CBとしてはもっと守備面でたくましくならないと、上で活躍するのは難しい」と声をかけられた。

高橋はその言葉を、期待するからこその厳しさと捉え、成長の糧としてきた。パリ五輪やその先の日本代表入りも目指すマルチロールは「来年も智さんからいろいろなことを教わりながら、自分の武器を磨いて活躍する選手になりたいです」と話し、まずは即戦力として湘南でレギュラー獲得を目指す。

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