G大阪を初Vに導いた橋本英郎の引退試合開催 本田圭佑ら花添える
◇橋本英郎引退試合 ガンバ大阪’05 7―5日本代表フレンズ(2023年12月16日 パナスタ)
98~11年までG大阪に在籍し、昨季現役を引退した元日本代表MF橋本英郎(44)の引退試合が16日、G大阪の主催としてパナソニックスタジアム吹田で行われた。
リーグ初優勝を飾った05年のG大阪のメンバーで構成された「ガンバ大阪’05」と、日本代表で橋本とともに戦った選手が中心の「日本代表フレンズ」が対決した。橋本は前半に「―フレンズ」の、後半に「―’05」の一員としてフル出場。計4得点を挙げた。
いぶし銀のラストを飾ろうと「―フレンズ」には本田圭佑、大久保嘉人、内田篤人、中村憲剛らが、「―’05」には宮本恒靖、大黒将志、アラウージョらといった豪華メンバーが集結。1万2164人がそれぞれの勇姿を目に焼き付けた。
大阪屈指の名門校である天王寺高、大阪市立大(現大阪公立大)を卒業した頭脳明晰なプレーで、25年もの間現役生活を続けた。試合後のスピーチでは「僕がスター選手じゃなくて、脇役だったからこそこれだけのメンバーが集まってくれたんじゃないかと思う。両親と兄弟、家族がいなければ僕のサッカー人生はなかった」と感謝を伝え、「次はプロの監督として挑戦していきたい」と未来図を描いた。