川崎がG大阪MF山本悠樹にオファー 今季4アシストのセンス系司令塔 ポスト“中村憲剛”の26歳

川崎がG大阪MF山本悠樹(26)に獲得オファーを出したことが15日、分かった。山本は戦術理解度、判断力、パスセンスに優れた司令塔タイプのMFで、今季G大阪では負傷で欠場した期間もありながら主力としてリーグ戦26試合に出場して4アシスト(0得点)をマーク。今オフでG大阪との契約が切れてフリーとなるMFに、中盤の構成力アップを狙う川崎がオファーを出した。

20年に関学大からG大阪に加入した山本は、プロ1年目から27試合に出場。在籍4年目の今季は相手陣地のどこにスペースがあるかを重視するスペイン人のダニエル・ポヤトス監督に評価され、インサイドハーフ、アンカーなど、中盤の複数ポジションで起用された。指揮官の求めるスタイルの最重要人物であり、G大阪からも契約延長のオファーを受けている。

大学時代、G大阪のスカウトからは川崎のレジェンドMF中村憲剛氏にタイプが似ていると評価され、プロ入りした山本。日本代表入りを狙うレベルまで成長した司令塔に対し、攻撃的なサッカーを志向する川崎は高い評価を与え、今オフ補強の重要ポイントとみている模様だ。今季8位から来季は再びタイトルを目指す川崎で新たな挑戦を選ぶか、今季16位と低迷したG大阪の再建に挑むか。その決断に注目が集まる。

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