元日本代表FW大黒将志氏、JFLティアモ枚方のヘッドコーチ就任へ G大阪時代の盟友・二川孝広監督とタッグ結成

元日本代表FW大黒将志氏(43)が、JFL・FCティアモ枚方のヘッドコーチに就任することが15日、わかった。ティアモではかつてG大阪、栃木でともにプレーし、ストライカーとパサーとして名コンビを築いた元日本代表MF二川孝広監督(43)と再びタッグを組み、新たなチーム作りに挑むことになる。

現役時代は相手の裏を取る動き出し、正確なシュートで、計12クラブに所属して公式戦222得点を奪った大黒氏。21年1月に現役引退した後はG大阪のアカデミーでストライカーコーチに就任し、自らが実践してきた「どこでも点を取れる方法」を後輩たちに伝えていた。今年はJリーグの監督資格となるS級ライセンスの取得にも挑んでいる。

今季、二川監督の就任1年目だったティアモは8勝10分け10敗で、15チーム中12位。大阪・枚方市をホームタウンに将来的なJリーグ入りを目指すクラブが、二川監督、大黒ヘッドコーチというかつてのホットライン体制で、上位進出を狙う。

◆大黒 将志(おおぐろ・まさし)1980年5月4日、大阪・豊中市生まれ。G大阪ユースから99年にトップ昇格。札幌への期限付き移籍を経て、復帰したG大阪で03年から3年連続の2けた得点。05年のリーグ初優勝に貢献し、翌年フランス2部のグルノーブルへ。イタリア・セリエAのトリノでもプレー。08年に東京VでJ復帰し、横浜C、F東京、横浜Mに所属。13年に中国1部の杭州緑城へ。14年に京都へ加入し、26ゴールでJ2得点王。その後も山形、栃木でプレーし、20年限りで現役引退。日本代表では05年のアジア最終予選・北朝鮮戦で、後半ロスタイムに決勝ゴールを奪い「大黒様」フィーバーに。06年ドイツW杯にも出場。J1通算204試合69得点。J2通算260試合108得点。日本代表通算22試合5得点。178センチ、71キロ。

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