浦和 G大阪DF佐藤瑶大を完全移籍で獲得へ 京都DF井上と新戦力コンビで堅固な要塞築く
浦和が来季新戦力としてG大阪DF佐藤瑶大(25)を完全移籍で獲得することが14日、分かった。複数の関係者が明かした。
佐藤は1メートル83のセンターバック(CB)で、今季リーグ12試合出場1アシスト。元々定評があった空中戦の強さだけではなくビルドアップなど足元の技術も向上し、シーズン中盤にはレギュラーをつかみかけた。一方の浦和は出場が決定している25年クラブW杯へ向けて、伸びしろのある選手獲得に積極的。礒貝洋光ら数例しかないG大阪と浦和間、異例の移籍が成立した。京都DF井上黎生人の獲得も決定。今季リーグ最少失点を支えたショルツ&ホイブラーテンの鉄壁CBコンビと、成長が見込める新戦力コンビでさらに堅固な要塞を築く。
◇佐藤 瑶大(さとう・ようた) 1998年(平10)9月10日、東京都国立市出身の25歳。駒大高―明大を経て21年にG大阪入団。22年夏にJ2仙台へ期限付き移籍し、23年に復帰。J1通算22試合出場。1メートル83、77キロ。右利き。