【G大阪】ポヤトス監督「全員が責任感を持たないといけない」 神戸戦次第で17位転落で終戦も

6連敗中の16位ガンバ大阪は3日の今季最終戦で、既に悲願の初優勝を決めたヴィッセル神戸を本拠地パナスタに迎え入れる。

現在9戦未勝利(2分け7敗)中で、最後に勝ったのは8月19日のホーム湘南戦までさかのぼる。

前節広島戦は敵地で0-3と、見るべきところのない内容で惨敗も、他力でJ1残留が決まっていた。

ここまで9勝7分け17敗の勝ち点34は、最終節で引き分けて残留を決めた昨季の勝ち点37(15位)よりも少ない。今季は最下位だけがJ2降格という特別ルールに助けられたが、神戸戦の結果次第では、17位に後退する“ブービー”の危険性もある。

今季から就任し、来季続投も決まったダニエル・ポヤトス監督(45)は2日、大阪・吹田市内での非公開練習後に取材に応じて「まずはいい試合をすること。最終戦でファンを楽しませたい。全員が責任感を持たないといけない」と、悲愴(ひそう)感を漂わせた。

3年連続で2桁順位は、クラブ史上では94~96年以来2度目になる。他クラブもうらやむ戦力を持ちながら、暗黒時代から抜け出せない。G大阪では、ヘルト監督時代の95年の8連敗がワースト。何とか連敗を6で止め、24年は気持ちよく開幕を迎えたい。

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