【G大阪】三浦弦太「自分たちで残留を決めたい」 25日広島戦で引き分け以上でJ1自力残留
ガンバ大阪の元日本代表DF三浦弦太(28)が23日、大阪・吹田市内での非公開練習後、取材に応じた。
チームは現在5連敗、8戦未勝利中で15位に低迷。残り2試合になった時点でもJ1残留が決まっておらず、元主将は「自分たちで招いた結果なので、自分たちで残留を決めたい」と決意表明した。
前半戦こそ一時最下位に沈んだG大阪だが、5月下旬から8月にかけて7勝1分けと勝ち点を荒稼ぎ。9月には今季最高10位まで浮上していた。
だが、8月19日湘南戦の勝利を最後に、2分け6敗と3カ月以上も白星から遠ざかっている。気がつけば最下位横浜FCとは、残り2試合で勝ち点5差まで縮まった。
「最初は苦しい時期もあったが、連勝で抜け出せて、半分より上の順位を目指していた。そこから予想はしていなかったが、なかなか難しい展開になってしまった」と三浦。
右足小指の骨折で8月から約1カ月半離脱した背番号5だが、現在は3試合連続で先発を務め、ここまで23試合1得点と主力センターバックの座を死守している。
G大阪は次節25日のアウェー広島戦で引き分け以上で自力残留が決まり、仮に敗れた場合でも、17位湘南戦で最下位横浜FCが引き分け以下に終われば、G大阪の他力残留が決まる。
ただ、最終節までお預けになった場合、G大阪はホームとはいえ、次節以降に初優勝の可能性がある神戸と、究極の一戦に臨まなければいけない。
「最終戦は神戸だし、神戸の状況がどうなっているか分からない。(結論が)最終節になると、結果次第でどうなるか分からないので、しっかり次の試合で決めたい。(逆転負けした)前節福岡戦の前半は、自分たちの時間をつくれていた。その部分をだしつつ、決めるところと、しっかり守るところの最後の質が大事になる」
21年まで主将を務めた三浦の守備力と、リーダーシップに期待がかかる。