5連敗中のG大阪、25日にアウェー広島戦 J1残留まで勝ち点1のポヤトス監督「早く決めたいが…」

G大阪は23日、大阪府吹田市内でアウェー広島戦(25日・Eスタ)に向けて調整した。勝ち点1を取ればJ1残留が決まる一戦に向け、ポヤトス監督は「メンタル的に難しいことは事実。全員が悲しみを持っている。残留を早く決めたいが、そこばかりを考えるのではなく、目の前の1試合にいい準備をする、そして勝ちきることが大事」と話した。

リーグ戦は5連敗中。この間、2得点10失点と攻守に問題を抱えている。指揮官は広島戦に向け「守備のところは全般的にやってきました。この1週間は、広島さんの特徴でもあるカウンターのコントロールに着手してきました」と語った。まずは失点のリスクを減らし、勝ち点を奪うことを念頭に置いて試合を進める見込みだ。

今週21日の公開練習ではGK東口順昭が別メニュー調整していたが、指揮官は「今のところは問題ない」と説明。また前節は負傷欠場したFWジェバリも全体練習に復帰しており、出場停止明けのMFダワンも含めてベンチ入りの可能性は高い。一方で負傷から練習復帰できていないMFアラーノは欠場濃厚。イスラエル代表から戻り、24日からチームに合流する予定のMFラビも出場は微妙だ。

現在15位で最下位・横浜FCとの勝ち点差は5。もし広島戦で敗れ、同日に行われる湘南(17位)と横浜FC(18位)の直接対決(25日・ニッパツ)で横浜Cが勝利すれば、G大阪は降格圏(最下位)と勝ち点差3で、最終戦・ホームの神戸戦(12月3日・パナスタ)を迎えることになる。広島戦は近くて遠い勝ち点1を、死にものぐるいでつかみに行く一戦となる。

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