山形のMF岡﨑建哉が今季限りで現役引退、G大阪、愛媛、栃木でもプレー「悔し涙を沢山流しました」
モンテディオ山形は6日、MF岡﨑建哉(33)の現役引退を発表した。
広島県出身の岡﨑は、ガンバ大阪のユースから関西大学へと進学。2013年にG大阪でプロキャリアをスタートさせた。
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当時J2に所属していたG大阪では、1年目からリーグ戦22試合に出場し2得点を記録。しかし、2年目のJ1では2試合の出場に終わると、2015年には愛媛FCへと期限付き移籍。J2で20試合に出場した。
2016年にG大阪へと復帰。しかし、トップチームで1試合にも出場しないと、2017年には栃木SCへ完全移籍。J3で27試合1得点、J2で34試合出場と主軸として2シーズンプレー。2019年に山形へと完全移籍した。
山形では5シーズンを戦い、J2通算65試合1得点。天皇杯で2試合に出場していた。
プロ通算ではJ1で2試合、J2で141試合3得点、J3で46試合3得点、リーグカップで3試合、天皇杯で5試合に出場していた。
今シーズンも残り1試合となった中での現役引退の発表。岡﨑はクラブを通じてコメントしている。
「今シーズンをもちまして現役を引退します。プロの厳しさを教えてくれたガンバ大阪。試合に出る喜び楽しさを思い出させてくれた愛媛FC。本当に苦しい時に手を差しのべてもらい素晴らしい瞬間を経験させてくれた栃木SC。そして自分がどんな状況でも真っ直ぐ向き合い愛情を注いでくれたモンテディオ山形。すべてのクラブ関係者スタッフそして一緒に戦ってくれた仲間に感謝の気持ちしかありません」
「サッカー人生、怪我も沢山し苦しいこと悔しいことの連続でした。自分が思い描いたプロサッカー選手ではなかったです。そんな自分がプロサッカー人生で誇れることがあるとしたら、苦しい時に逃げずに立ち向かったこと。這い上がるために挑戦し続けたことです。そのおかげで、沢山の方の優しさや愛情を感じることができ、そして素晴らしい人たちに出会うことができました。その全てが僕の宝物です」
「サッカーに出会わせてくれて、自分がやりたい事に一度も反対せず味方でいてくれた尊敬する両親。毎日頑張る力を与えてくれた可愛い3人の子どもたち。プロ11年間一緒に戦い続けてくれた妻。山形で引退したい自分の気持ちを理解し尊重してくれて本当にありがとう」
「そして、どんな時も応援してくれたファンサポーターの皆さん心からありがとうございました」
「大好きな山形で引退出来る幸せを噛み締め、昇格に向けて最後まで自分のできる事を精一杯頑張ります」
「サッカー人生悔し涙を沢山流しました。最後12月2日は最高の嬉し涙で終わりたい。山形一丸。やっしょまかしょ」