【G大阪】J1残留かけ宇佐美貴史「すべての結果を学びに」4連敗で14位、残り3戦
ガンバ大阪は31日、大阪・吹田市内でリーグ戦今季残り3試合に向けて練習を再開した。
28日の大阪ダービーに敗れ、現在4連敗中で7戦未勝利(2分け5敗)の14位に低迷。最後に勝ったのが8月19日湘南戦で、もう2カ月半がたつ。
いまだJ1残留が決まっていない状況に、主将FW宇佐美貴史(31)は「今勝てていない。残留が決まっていない以上に、もやもやしているというか、すっきりはしていない。僕だけじゃなく、チーム全員がそう」と、苦しい胸の内の明かした。
今季のG大阪は、異様なチーム状況が続く。開幕からの14試合で1勝4分け9敗、その後の8試合で7勝1分け、終盤9試合で1勝2分け6敗と、極端な顔を見せている。
既に続投が決まったダニエル・ポヤトス監督(45)はこの日の練習後のピッチ上で、5分以上もかけて選手に「気持ちの切り替え」を呼びかけたという。
残り3試合の相手は、11月11日がルヴァン杯決勝に進んだ福岡戦、同25日が好調4位の広島戦、12月3日の最終節が初優勝が懸かる現在首位の神戸戦。
いずれも苦戦が予想されるが、宇佐美は「3試合、勝って何とか、勝利を(サポーターらに)プレゼントしたい。(敗戦を含めて)すべての結果、試合を学びにしていかないといけない。結果と内容をリンクさせて、手応えを得た状態で来季を迎えられれば一番、理想的」と、努めて前向きに語った。