白熱の“大阪ダービー”を制したのはC大阪! 敗れたG大阪は痛恨のリーグ戦4連敗
明治安田生命J1リーグ第31節が28日に行われ、セレッソ大阪とガンバ大阪が対戦した。
上位進出を目指す8位のC大阪がホーム『ヨドコウ桜スタジアム』に13位に沈むG大阪を迎えての一戦。リーグ戦46度目となる“大阪ダービー”は試合開始早々の8分、ホームのC大阪が先制に成功する。鳥海晃司が縦パスを送ると、カピシャーバが受けて前線へスルーパスを送る。ボールは相手に当たったものの、ゴール前に流れたボールにレオ・セアラが反応。右足でシュートを放つと、ボールはゴール左隅に決まった。
続けてC大阪は38分、ジョルディ・クルークスが右サイドの相手陣中央から左足でインスイングのクロスを供給すると、カピシャーバがヘディングシュートを放つ。しかし、シュートは枠の左へわずかに外れた。
一方のG大阪はその2分後、倉田秋がパスを送ると、このパスを宇佐美貴史が受けてペナルティエリア手前の右から右足でシュートを放つ。しかし、このシュートはわずかに枠の左へ外れ、ゴールとはならなかった。その後、スコアは動くことなく、C大阪の1点リードで試合を折り返した。
迎えた後半、1点を追うG大阪がチャンスを迎える。61分、イッサム・ジェバリがこぼれ球に反応し、右サイドの相手陣深くから右足でクロスを供給。このクロスにゴール前の宇佐美が滑り込みながら合わせるが、枠をとらえられず。ゴールには至らなかった。
一方のC大阪はその1分後、柴山昌也が相手を背負いながら後方へつなぐと、上門知樹が受けてペナルティエリア手前の左から右足でシュートを放つ。しかし、このシュートは枠の上へ外れた。
同点に追いつきたいG大阪は70分、右CKのチャンスを得ると、キッカーは山本悠樹。右足でクロスを供給すると、福岡将太がヘディングシュートを放つ。しかし、このシュートは枠の左へ外れ、ゴールとはならなかった。
その後も、1点を追うG大阪は反撃に出るも及ばず。試合はこのまま終了。勝利したC大阪はリーグ戦5試合ぶりの白星、敗れたG大阪はリーグ戦4連敗となった。
次節、C大阪は12日にアウェイで横浜Fマリノスと対戦し、一方のG大阪は11日にホームでアビスパ福岡と激突する。
【スコア】
セレッソ大阪 1-0 ガンバ大阪
【得点者】
1-0 8分 レオ・セアラ(C大阪)