日本代表と対戦のチュニジア代表指揮官、アジア&アフリカの躍進に「世界のサッカーの地図が塗り替わっている」
チュニジア代表を率いるジャレル・カドリ監督が、キリンチャレンジカップ2023の日本代表戦に向けた前日会見に出席した。
10月のインターナショナルマッチウィーク中、日本は13日にカナダ代表に勝利して4-1で勝利。続く17日には、13日の国際親善試合で韓国代表に0-4で敗れていたチュニジアと対戦する。
その試合に向けた前日会見が16日に行われ、カドリ監督はカタール・ワールドカップ(W杯)でベスト16という結果を残し、直近でも5連勝中と好調な日本との一戦が困難なものになると予想した。
「日本はW杯でも良い成績を収めたあと、大変素晴らしい試合を続けています。ドイツ、トルコ、カナダと大きな大きな成果を上げてきました。そのようなチームとの対戦になりますので、なかなか難しい試合になると考えていますが、ベストを尽くして良い試合にしたいと思います」
また、アフリカ勢ではモロッコ代表がカタールW杯で大陸初の4強進出を果たした。同じ大陸のライバルとして「そのことはアフリカのサッカーが非常に進歩していることを世界に示した」と称賛。続けて「これはアジアについても言えることであり、アジアのサッカーが発展しているのと同じようにアフリカも発展し、世界のサッカーの地図が塗り替わっていると考えます」と語っている。
躍進目覚ましい地域の国同士による注目の一戦。日本戦に向けた起用法について、カドリ監督はガンバ大阪FWイッサム・ジェバリへの期待を口にした。
「イッサム・ジェバリはもちろん、我がチームにとって非常に重要な選手であり、W杯では一番のアタッカーでした。幸い彼はJリーグでプレーしており、今回対戦できることを喜んでいます。明日、彼が100%状態が良いということであれば頑張ってもらいたいと考えています」
日本とチュニジアによるキリンチャレンジカップ2023は、17日の19:10にキックオフを迎える。