【G大阪】2戦連続3失点の大敗で13位後退「守備の改善必要」ポヤトス監督 公式戦7戦未勝利
<明治安田生命J1:東京3-0G大阪>◇第29節◇1日◇味スタ
ガンバ大阪が2試合連続3失点の大敗で、2連敗となった。これで5戦未勝利(2分け3敗)となり、前節11位から13位へ後退した。
この5試合は計12失点と守備崩壊が顕著。29試合で53失点は、14位札幌、17位湘南と並んでJ1ワーストになる。
前半の1、2失点目は、いずれも佐藤、クォン・ギョンウォンのセンターバック2人の対応が遅れたもの。後半の3失点目はDF高尾が、東京FW俵積田に振り切られて個人技で決められた。
前半の2失点について、ポヤトス監督は「守備の姿勢のところ、もっと球際のところ、球際に行く前にもっと注意しておくというところで、守備の改善が必要」と、これまで同様に守備の問題点を認めた。
前節まで10試合連続先発を務めてきたFWジェバリをベンチスタートにし、3トップの中央に宇佐美を置いた。ジェバリがチュニジア代表の活動を含め、1年以上もプレーし続けていることで心身の疲れを考慮した。宇佐美もシュート2本を放つなど奮闘したが、2試合連続ゴールは生まれなかった。
指揮官は、前半に主導権を明け渡したことに「試合を通して良くなかったと思うが、前半はその中でもいい流れがあった。最終的にタレントの差が出たのではないか。そのタレントというのは判断のところの差」と、先制点を奪えず、逆に0-2で折り返したことを悔しがった。
G大阪はルヴァン杯を合わせれば、公式戦7戦(2分け5敗)未勝利。アウェーに駆けつけたサポーターからは試合後、ブーイングも浴びせられた。
残り5試合となり、リーグ中断期間明けの21日は、ホームで名古屋と対戦する。