3失点大敗で13位転落のG大阪 センターFW起用の宇佐美貴史「1失点目から2失点目が早すぎた」
◆明治安田生命J1リーグ▽第29節 FC東京3―0G大阪(1日・味の素スタジアム)
G大阪はアウェーでFC東京に0―3と敗れ、これで公式戦7戦未勝利となった。前半37分にFC東京MF原川に決められて先制を許すと、同43分にはDFラインの裏を簡単に破られて2失点目。後半33分には右サイドをFC東京の19歳FW俵積田に突破されて、とどめの3失点目を喫した。守備が崩壊し、7戦未勝利の間に4度目となる3失点以上となった。
この日チュニジア代表FWジェバリに代わり、センターFWで先発起用されたFW宇佐美貴史は「あのワンプレーでの1失点目から、2失点目までがちょっと簡単すぎたし、早すぎた。前半のひとつ、ふたつとリズムよく決められたことで、自分たちの首を絞めたと思います」と振り返った。自身の役割としては「ギャップで受けて、2列目の選手を前向きにするというイメージがあった。そういうところを使っていく質というか、一つ目を崩してからの個が、自分を含めて前の選手は足りなかった」と明かした。
チームは13位まで後退し、J1残留も決まらぬまま中断期間に突入。今のチームに必要なことについて「下を向かないことじゃないですか、僕自身が。僕は上をみてやっていこうと思っています。残り試合全力でやっていくだけですし、一つでも上の順位を目指してやっていく。それが伝染していけばいいなと思います」と語り、残り5試合でのチーム立て直しを誓った。