「Jリーグの質は上がらない」カンテvs.福岡のバトルに、槙野智章はノーファウルを主張。安田理大は「激しく行けなくなる」と持論
「これぐらいは全然流していかないと」
激しいコンタクトは、どこまで許容されるべきか。元日本代表DFの2人が見解を示した。
DAZN配信の『Jリーグジャッジリプレイ』で、9月24日に行なわれたJ1第28節・G大阪対浦和における49分のシーンが取り上げられた。
浦和のホセ・カンテがG大阪の黒川圭介を後ろから引きずり倒す。これを発端に両軍が小競り合いとなり、カンテにレッドカード、宇佐美貴史と黒川にイエローカードが提示される。
この事象に至る前のプレーも焦点に。浦和GK西川周作のロングフィードに対し、カンテと福岡将太が競り合い、倒れ込む。身体をぶつけに行ったカンテに対し、福岡が腕をかけて倒しているようにも見える。
主審の笛が鳴る可能性も検討されたが、ゲスト出演した安田理大氏は、「ホセ・カンテの身体を当てるのは、フォワードの選手のテクニックだと思うし。これぐらいは全然流していかないと」という考えだ。
同じくゲスト出演の槙野智章氏も同調。「これを(ファウルとして)取ると、Jリーグの質は上がらないです」ときっぱり。安田氏は「ディフェンスもちょっとかわいそう。激しく行けなくなる」と持論を展開した。