“らしい”連係から三戸舜介が同点弾! G大阪と新潟は痛み分けで互いに3戦未勝利
明治安田生命J1リーグでは17日、第27節のガンバ大阪vsアルビレックス新潟が行われた。
2試合未勝利のG大阪が、同じく2試合未勝利の新潟をホームに迎えた一戦。G大阪はイッサム・ジェバリやファン・アラーノ、山本悠樹ら、新潟は鈴木孝司や長倉幹樹、高宇洋らを先発起用した。
開始早々の3分、G大阪はボックス内でファン・アラーノがパスを受けてシュートチャンスを迎えるがGK小島亨介がセーブ。対する新潟はそこからボールを繋いで崩しを図るもののなかなかG大阪のプレスをかいくぐることができない。34分には小見洋太がボックス内から右足のシュートを浴びせたが左ポストに嫌われる。
スコアレスで迎えた後半、61分にはボックス手前中央でクリアボールを胸トラップしたファン・アラーノが右足を振り抜く。強烈なシュートが落ちながらゴール方向へと向かったがバーをわずかに越える。
63分、今度は食野亮太郎が左サイドからボックス手前中央へとドリブルで進行して身体を捻りながら右足でシュート。G大阪が先制に成功した。
新潟は直後に3枚替えを敢行し、長倉、小見、長谷川巧に代えて高木善朗、松田詠太郎、三戸舜介を投入。しかし、食野やファン・アラーノが積極的な姿勢を示して主導権を握るG大阪がその後も追加点を目指していく。
それでも83分、ボックス手前中央で千葉和彦からの縦パスを受けた高木が上手く落とす。反応した三戸がトラップで加速してボックス内に侵攻し、右足の丁寧なシュートで同点弾を決め切る。新潟らしい細かな連係で試合を振り出しに戻した。
そして、試合は同点のまま終了。G大阪と新潟にとっては互いに3試合未勝利となる痛み分けの結果となった。
■試合結果
ガンバ大阪 1-1 アルビレックス新潟
■得点者
G大阪:食野亮太郎(63分)
新潟:三戸舜介(83分)