【新潟】秋山裕紀「精度にこだわれば、結果はついてくる」17日G大阪戦へ調整

J1アルビレックス新潟は17日のアウェーでのガンバ大阪戦に向け、聖籠町で調整を続けている。中盤の底から多くの決定機を作りだすMF秋山裕紀(22)は「全体で相手の嫌がるボールの握り方をしながらシュートの数を増やす。精度にこだわれば、結果はついてくる。そこは信じてやりたい」と言葉に強い意志を込める。

プロ5年目で挑む、初のJ1舞台で堂々と攻撃のタクトを振るっている。ボール保持率を高めて敵陣に攻め込むチームスタイルの中、常にボールに絡みながら長短のパスを広角に散らし、味方の特長を最大限に引き出す。ここまでの戦いに満足はしていないが「自分の(パス)精度と、味方のアクションのタイミングがもっと合えば決定機は増えていく」と手応えを感じている。

リーグ戦は残り8試合。今季まだ連勝がない新潟は15位に沈むが、中位チームとの勝ち点差は離れてはいない。「やりたいサッカーは体現できている。あとは得点。全員で練習からこだわってやっていく」。先制点を奪って優位に試合を進めるためにも、攻撃のリズムを生み出す秋山は欠かせない存在だ。「もっともっと上を目指せるクラブ」。パススキルの高さを見せつけ、順位浮上を目指す。【小林忠

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