【ルヴァン杯】G大阪、浦和に完敗でベスト4ならず ポヤトス監督「決定力の違いが大きかった」
<YBCルヴァン杯:浦和3-0G大阪>◇準々決勝第2戦◇10日◇埼玉
ガンバ大阪は、2連敗で4年ぶりのベスト4進出の夢が絶たれた。
第1戦をホームで0-1と敗れたG大阪は、その同じ先発メンバーでリベンジを狙ったが、前半8分にCKから早々と失点すると、後半も2失点で完敗した。
ダニエル・ポヤトス監督(45)は「難しい試合になった。立ち上がりは悪くなかったが、はっきりした考えを持って入った中で、セットプレーで失点してしまった。その後、自分たちもいくつかのチャンスをつくったが、タレントの違いが大きかった。タレントとは決定力。自分たちもチャンスで決めていれば、違った展開になっていた」と悔しがった。
G大阪はリーグ戦を含めた公式戦は3連敗となり、すべて無得点で、逆に3試合で計8失点。リーグ戦で最下位から脱出した一時の勢いに陰りが見えてきた。
既に天皇杯は敗退し、現在11位のリーグ戦は残り8試合で首位神戸とは勝ち点19差。事実上残されたタイトルは9年ぶりの優勝を懸けたルヴァン杯だけだったが、攻守とも浦和が1枚も2枚も上だった。
G大阪が最後にタイトルを獲得したのが15年度の天皇杯。今季も無冠となれば8シーズン連続となる。