【ルヴァン杯】手痛い1敗もG大阪ポヤトス監督「この流れでいけば絶対勝てる」逆転4強確信

<YBCルヴァン杯:G大阪0-1浦和>◇準々決勝第1戦◇6日◇パナスタ

多くの時間で主導権を握りながらガンバ大阪は、浦和レッズを相手にホームでの第1戦を落とした。

ダニエル・ポヤトス監督(45)は「結果には満足していないが、選手はしっかりプレーしてくれた。残り90分(第2戦)がある。この流れでいけば絶対、勝てるという確信を持っていると選手に伝えた」と話した。

後半1分に自陣ゴール前でボールを失い、先制点を奪われた。だが、その後もG大阪が主導権を握り、MFダワンやアラーノらに多くの決定機があった。

イスラエル代表で離脱したMFラビのアンカーの位置に回ったMF山本も、パスだけでなく直接FKやシュートで反撃に出た。それでも浦和のシュートブロックは強固で、1点が遠かった。

自陣でのミスから失点したことに、指揮官は「少しの経験と一瞬の判断に欠けていた」と言いつつ、「相手(シャルク)のゴールにおめでとうと言いたい」と、自軍の選手は責めなかった。

G大阪は今季、既に天皇杯は敗退しており、リーグ戦は現在11位。14年以来の優勝を狙うルヴァン杯で何とか意地を示したい。

第2戦は10日に浦和が待つ敵地に乗り込む。

◆ルヴァン杯決勝トーナメント 昨年までのアウェーゴールは欧州CLなどと同様に撤廃され、ホーム・アンド・アウェー方式で戦う準々決勝、準決勝は90分間で勝敗が決しない場合は引き分け。各回戦の勝者は2試合の勝利数が多いチームで、同じ場合は<1>2試合の得失点差<2>第2戦終了時に30分間(前後半各15分)の延長戦<3>PK方式の順で決まる。決勝は一発勝負。

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