U-22日本代表がパリ五輪一次予選に向けて現地練習初日! バーレーンは想像絶する酷暑…選手たちも悲鳴

2024年パリオリンピックを目指すU-22日本代表は4日、バーレーンで行われるAFC U23アジアカップ カタール2024予選に向けた現地練習1日目を実施。4日までに到着した14人のうち13人が約1時間半の練習を行ったが、中東の気候で大量の汗を流すことになった。日本は6日の初戦でU-22パキスタン代表と対戦する。

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U-22日本代表にとってパリ五輪に直接つながる公式戦がスタートする。パリ五輪一次予選も兼ねる今大会では、4か国総当たりで11組がグループリーグを行い、グループDの日本は6日の初戦でパキスタン、9日の第2戦でパレスチナ、12日の第3戦でバーレーンと対戦する。各組1位と各組2位の成績上位4チームが、来年4月にカタールで行われるAFC U23アジアカップに出場。同大会で上位3チームに入ればパリ五輪出場が決まる。

所属クラブでの試合を終えた選手たちが続々とバーレーンに向かった。海外組のDF内野貴史(デュッセルドルフ)とMF斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム)はそれぞれのクラブから出発。Jクラブに所属する12人は3日の国内練習やリーグ戦を終えた後に日本を発った。

メンバー23人のうち、4日までに現地入りしたのは14人。内野、斉藤のほか、GK野澤大志ブランドン(FC東京)、DF木村誠二(FC東京)、DF鈴木海音(磐田)、DF西尾隆矢(C大阪)、DF畑大雅(湘南)、DF大畑歩夢(浦和)、DF高井幸大(川崎F)、DF中野伸哉(G大阪)、MF三戸舜介(新潟)、MF山田楓喜(京都)、MF松木玖生(FC東京)、FW細谷真大(柏)。残る9人は5日のパキスタン戦前日練習から合流する。

4日の練習ではGK野澤はコンディション調整のために欠席し、また木村と松木はウォーミングアップ後にはリカバリーで別メニューへ。出発直前に試合を行ったFC東京組を除く11人は、ウォーミングアップ後にスローインからのリスタートやCK付近での展開の練習を行う。ミーティングの影響で予定より遅れてスタートした現地初日の練習は午後9時で終了した。

夜でも下がらない温度と、まとわりつく湿気に、肌からは大量の汗が噴き出した。バーレーンの気候に慣れるべく暑熱対策の指示は受けていたというが、選手たちからは想像以上の暑さに苦しむ様子が見て取れた。U-22日本代表初招集の高井は「暑すぎて…」と肩を落とし、内野も「やばいです(笑)」と苦笑い。畑は「全然次元が違う」と口にしていた。中2日で行われる3連戦は第1戦、第2戦が現地時間午後9時半、第3戦が午後6時半キックオフ。しかし、日が沈んだ後の試合でも相当の体力消耗が予想される。

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