今夏加入のG大阪DF中野伸哉が“異例”のデビュー 期限付き移籍元の鳥栖戦で途中出場「不思議な感覚」
◆明治安田生命J1リーグ 第25節 鳥栖1―1G大阪(26日・駅スタ)
8月8日に鳥栖からG大阪に期限付き移籍で加入したDF中野伸哉が“異例”のG大阪デビューを果たした。1点を追う後半21分に途中出場し、右サイドバックに入ると、積極的に攻撃参加。「アウェーという感じは全然しなくて。むしろホームという感じで、不思議な感覚でした」と後半ロスタイムにFW山見の同点ゴールが生まれ、引き分けに終わった試合を振り返った。
通常、期限付き移籍の場合は、保有権を持つクラブとの対戦では出場できないという条項を入れているケースが多い。しかし今回は完全移籍を前提としていることもあり、同条項がなかったため出場が可能に。試合後には鳥栖サポーターの元にあいさつにも訪れ「みんなすごく頑張れ、と声をかけてくれました。うれしかったですし、僕自身もっともっと頑張っていきたい」と語っていた。