宇佐美がクラブのメモリアル弾!! 鮮やか連係からアラーノ弾も生まれたG大阪が湘南を退ける
[8.19 J1第24節 G大阪 2-1 湘南 パナスタ]
J1リーグは19日に第24節を行った。パナソニック スタジアム 吹田ではガンバ大阪と湘南ベルマーレが対戦し、G大阪が2-1の勝利を収めた。
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前節横浜FM戦(●1-2)で9試合ぶりの黒星を喫したホームのG大阪は、同試合から先発2人を入れ替え、FW宇佐美貴史、DF高尾瑠らを先発起用。一方、アウェーの湘南は12日の第23節新潟戦(△2-2)から先発1人を入れ替え、DF岡本拓也らがスターティングメンバーに名を連ねた。
15分にゴールを脅かしたのはG大阪だった。右サイドのMFファン・アラーノが送ったラストパスからMF山本悠樹が右足で狙うも、GKソン・ボムグンに触れられたボールはポストを叩いてネットを揺らすには至らず。その後も攻勢をかけるG大阪は32分にFWイッサム・ジェバリ、さらに33分には宇佐美が枠を捉えるシュートを放ったが、ともにソン・ボムグンに阻まれてしまった。
しかし、37分に鮮やかな連係からG大阪が湘南ゴールをこじ開ける。左サイドを駆け上がった山本が送ったグラウンダーのクロスを、ゴール前のジェバリが巧みに落とすと、フリーのアラーノが右足で蹴り込んでスコアを1-0とした。
1-0とG大阪がリードしたまま後半を迎えると、湘南はFW鈴木章斗とMF平岡大陽を投入して状況を打開しようと試みる。
しかし、湘南がゴールに迫る場面を作りながらも得点を奪えずにいると、14分にG大阪に追加点のチャンス。VARが介入した結果、PA内でDFキム・ミンテのハンドが確認されてPKが与えられると、キッカーを務めた宇佐美が豪快に蹴り込んだ。このゴールはG大阪にとってJ1ホーム通算900得点目のメモリアルゴールとなり、リードを2点差に広げた。
その後、G大阪に追加点こそ生まれなかったものの、湘南の反撃をアディショナルタイムのFW大橋祐紀の1点に抑え、2-1の勝利を収めた。