6試合ぶりスタメンのG大阪FW宇佐美がメモリアル弾 史上2クラブ目のJ1ホーム900ゴール
◇明治安田生命J1リーグ 第24節 G大阪―湘南(2023年8月19日 パナソニックスタジアム吹田)
6試合ぶりに先発したG大阪FW宇佐美貴史が1―0の後半16分、PKを沈めて今季4得点目をマーク。鹿島に次ぎ、史上2クラブ目となるJ1ホーム900ゴールのメモリアル弾にふさわしい千両役者が見事に仕事を果たした。
後半11分、ペナルティーエリア内でMF山本悠樹のトラップを湘南DFキム・ミンテが手でブロックしたとG大阪側からアピールがあり、主審がオンフィールドレビューを実施。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の結果、ハンドと判定され、背番号7がゴールネットを揺らした。
チームの顔とも言うべきストライカーの苦しんだ末のゴールに、ゴール裏を埋め尽くした青黒のサポーターはもちろん、ベンチからもリザーブメンバーが一目散に駆け出してヒーローを祝福。試合前にはダニエル・ポヤトス監督から「チームにとって重要な選手。常にチームのために動いてくれているし、彼の良さを出してくれたら」と期待をかけて送り出され、期待に応えた。
試合は後半30分、2―0でG大阪がリード。湘南には今季アウェー戦で1―4の完敗を喫するなど、直近5戦で2分け3敗と苦手にしていたが、払拭するような試合を展開している。