「何でもありになっている」横浜対G大阪の“PKやり直し”に稲本潤一が見解。GKにとって「すごく不利なルール」
「カシージャスとかもっと出てましたけどね」
GKの難しさを慮った。
DAZN配信の『Jリーグジャッジリプレイ』で、J1第23節の横浜対G大阪の“PKやり直し”が取り上げられた。
51分、横浜のアンデルソン・ロペスのPKをG大阪の東口順昭がストップ。しかし、VARが介入し、キックの前に東口の両足がライン上から離れていたことで、やり直しに。2回目のキッカーもA・ロペス。助走に変化をつけ、東口のタイミングを外して、今度は成功させた。
この事象に、ゲスト出演した南葛SCの稲本潤一は、「キーパーに厳しいルールかな」と自身の考えを述べる。
「キッカーが止まったり、すごく駆け引きができるルールになってから、やっぱりこういうことが起き出しているのかな。何でもありになっているんで、キッカーが。そうなってくると、本当にキーパーにとって、PKになってくると、すごく不利なルールにどんどんなってきているなっていう印象が、これですごく強くはなりますね」
同じくゲスト出場した元北朝鮮代表FWの鄭大世氏は、かつてのスペイン代表GKを引き合いに出して、「昔、カシージャスとかもっと出てましたけどね。2メートルぐらい出てましたけどね」と振り返る。
もっとも、「たしかにそれだったらPKはあんまり入らないので、ある程度、こうやってPKが入るようなルール改正は分かるんですけど」と理解も示した。