緊迫の一発勝負! 難敵G大阪を迎え、浦和はホームで地の利を生かせるか theWORLD(ザ・ワールド) 11月28日(土)10時10分配信

埼スタで抜群の勝率を誇るレッズ

明治安田生命2015 Jリーグチャンピオンシップ 準決勝が28日に行われ、浦和レッズはガンバ大阪と対戦する。

レッズが対戦するのは幾度もタイトルをかけて熾烈な戦いを繰り広げてきたガンバ大阪。FW李忠成も昨年第32節でガンバ大阪に負けたことを意識する。J リーグの公式サイトは李忠成のコメントを「去年の第32節でガンバ大阪に負けて学んだことは、勝てば優勝というところで皆、気負っていた部分。だから今回 は特別な感情になるのではなく、自分たちのすべきことに専念したい」と伝えた。

昨年、3冠を達成したガンバだが、今季1stステージの順位は4位、2ndステージの順位は3位という成績。リーグ最終節ではモンテディオ山形と対戦し、 61分から5分間で4得点を叩き込んで年間順位を3位に浮上させ、チャンピオンシップに滑り込んだ。今季の対戦成績は1勝1敗。互いにホームで勝利を収め ている。浦和は今季、埼玉スタジアムではサンフレッチェ広島にしか敗れていないため、地の利を生かしたいところだ。

直近のリーグ戦3試合では浦和は10得点を挙げるほどの攻撃力を持つ。最終節ではヴィッセル神戸に5-2のスコアで勝利している。攻撃のパターンも多彩で 右サイドの関根貴大によるドリブル突破、中央では柏木陽介のスルーパスにFWが抜け出す形、左サイドからのクロスに合わせる形もあり、前線の選手が連携し たパスで得点に絡むスタイルを持つ。

だが守備面での不安を抱える。日本代表GK西川周作を擁しながら2ndステージで完封した試合は3試合。年間の失点数は40でチャンピオンシップに出場した3チームの中では最も失点している。直近のリーグ戦3試合ではミドルシュートでの失点する形も目立った。

前回行われた両者の対戦、2ndステージの第14節では28本のシュートが生まれるオープンな展開となった。西川周作と東口順昭による日本を代表する守護神のプレイにも注目が集まる。

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