【G大阪】8戦不敗の絶好調を支える山本悠樹「真っ向からやり合う」12日アウェー横浜戦へ気合
ガンバ大阪のMF山本悠樹(25)が10日、次節12日のアウェー横浜戦に向けて取材に応じた。この日は大阪・吹田市内で非公開練習に臨んだ。
「引いたら、やられるだけなので行くだけ。真っ向からやり合うというか、やり合っていかないといけないと思う。気合は入る」
現在8戦不敗(7勝1分け)と絶好調のG大阪で、この快進撃が始まった5月28日新潟戦から、山本は先発に定着した。この8戦すべてに先発するのは、山本を含めてGK東口、MFファン・アラーノの3人。中心軸が固まり、攻守に安定感が増した。
山本は今季、得点こそ決めていないものの、14試合で3アシストを記録。前節川崎F戦の後半終了間際、MFダワンの決勝点も山本のCKから生まれた。
ただ、そのゴールについては、山本はCKを得るきっかけになったDF藤春やMF食野の頑張りを強調。
「CKになる前に、ハル(藤春)君が頑張ってくれたのがすべて。(食野)亮太郎が打つところで、ちゃんと(右足を)振ってくれたりとか、みんなの積み重ねがCKになった」
フィールドを俯瞰(ふかん)する司令塔タイプの山本は、プレーだけでなく、試合中の声かけや、戦う姿勢を含めて、チームの中心になりつつある。
「いろんな形でチームを引っ張れることはできると思っているし、どんなプレーでも、チームを引っ張っていけるような存在にならないといけない」
チームでは副主将を務める山本に導かれ、現在8勝5分け9敗で12位にいるG大阪は、どこまで上位に食い込めるか。