「日本人には絶対にできない」城彰二がJ歴代ベスト11でFWに選んだのは?「すごく知的な人で、本当に頭が良い」
「日本人で行きたいんだけど…」
元日本代表FWの城彰二氏が7月30日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。歴代Jリーガーのベストイレブンを選出して、パトリック・エムボマの凄さを語った。
城氏が悩みつつ「現役の同じ時代の選手のほうが印象が強い」という理由で選んだベストイレブンは、以下の通りだ。
GK:下川健一
DF:松田直樹、ホン・ミョンボ、田中マルクス闘莉王、ギド・ブッフバルト
MF:中村俊輔、前園真聖、ドラガン・ストイコビッチ、ラモス瑠偉、ピエール・リトバルスキー
FW:パトリック・エムボマ
自身と同じFWの選考を「日本人で行きたいんだけど。やっぱり衝撃を受けたのはエムボマ選手。ボマさんはヤバイ」と断言する。
元カメルーン代表FWがガンバ大阪在籍時の1997年に決めたゴラッソは、「J30ベストアウォーズ」のボレー/オーバーヘッド部門のベストゴール受賞に輝く。当時の驚きを、城氏はこう振り返る。
「見た瞬間、ちょっと異次元だった。日本人には絶対にできないことをやっていた」
日本人にも、高原直泰、柳沢敦、久保竜彦、西澤明訓と名FWがいたものの、「やっぱりちょっと群を抜いちゃったかな」と脱帽した。
また、食事を共にしたことがあると明かし、「すごく知的な人で、本当に頭が良い。いろんなことを分析する」と、その頭脳も称賛した。
来日中のパリ・サンジェルマンのジャパンツアーで、クラブOBの立場でPR役を担っているエムボマ氏を、城氏はピッチ内外で高く評価しているようだ。