京都産業大MF食野壮磨が東京V内定 兄G大阪MF亮太郎との対決に「最後は全部自分が」
京都産業大は19日、経済学部4年でサッカー部のMF食野壮磨(22)が、J2東京ヴェルディに来季加入が内定したことを発表した。
食野はこの日、京都市内の同大学キャンパスで会見。「素晴らしい歴史あるチームでプロのキャリアをスタートできる。1日も早くプロのピッチに立ち、躍動することが恩返しになる」と意気込みを示した。
食野の兄は、G大阪MFの亮太郎(25)。兄と同じくG大阪の下部組織で育った。内定について「おめでとう」と祝福されたという。東京Vは現在、J2の3位で昇格を狙える位置につけており、来季はJ1で対戦する可能性もある。
食野は将来的な兄との対戦について聞かれて「自分が、食野亮太郎の弟である以上、その話題は絶対にくると思っていました」。その上で「兄を超えないといけない。刺激を受ける。(兄が)ふがいないプレーなら、家族目線でもっとやらなあかんやろ、とも思う。(もし対戦したら)どちらも活躍して、いい試合になればいいが、最後は全部自分が持っていきたい」と話した。
食野は、自分の強みについて「中盤で前を向いた時に、両足でのスルーパス、その精度、ミドルシュート。ゴールに直結するプレーが強み」と話した。
会見に同席した東京Vの江尻篤彦強化部長は「即戦力の期待を込めての仮契約。いまのヴェルディの中盤に割って入っても遜色ない。練習参加してもらった際に、強化部だけでなく、城福監督が『今でも即戦力で使える。彼をとってほしい』というオーダーがあった」と説明した。
また、食野の長所についても「本人と全く同じポイント。無駄なバックパス、下げる、というのがほとんどない。ヴェルディは伝統的にうまい選手が多く、きれいなサッカーをするが、今のサッカーは(攻撃に)時間をかけると相手がいい守備を敷いて、点がとれなくなる。彼は1本のパスでゴールに向かいたいという、時代にあった、ベルディにないところがある。こんな選手はいない」と評価した。
兄と同じプロの舞台に立つ食野は「ヴェルディで活躍して、海外で活躍して、日本代表で戦う、それが自分自身の目標です」と力強く話した。



