小川航基「次のW杯で点を取るのは僕です!」 オランダ1部NEC移籍前最後のG大阪戦でサポーターに宣言

明治安田生命J1リーグ第19節 横浜FC0―0G大阪(2023年7月1日 ニッパツ)

【写真】<横浜FC・G大阪>壮行セレモニーで胴上げされる小川航

2日にチームを離れるオランダ1部NEC移籍が決定的なFW小川航基が1日、ホームのG大阪戦後にセレモニーを行った。この日はベンチ外だったが、J2時代の昨季からMVP&得点王に輝く活躍を見せ、チームをけん引してきたエース。初の欧州移籍に踏み出すストライカーは、26年W杯で得点を取る選手に成長することをサポーターに宣言した。

「本当はプロに入って2、3年ですぐ活躍して海外に飛び込みたかったんですけど、なかなかうまくいかず、5年もかかってしまいました。僕が試合に出られずにくすぶっているときに、横浜FC、そして監督が僕のことを必要としてくれて、最高のスタッフ、選手に恵まれて僕はこれだけ得点数を伸ばすことができました」とし、熱い声援を送り続けてくれたサポーターにも感謝を語った。

「僕は明日(2日)オランダに飛びます。“私たちも付いていく、一緒に行くよ”と言ってくれた僕の大切な家族。その家族とともに楽しみながら成長して帰って来たいと思います」とかみしめるように語り、「次に日本に帰ってくるときは必ず日の丸を背負って帰ってきます。そして次のW杯で点を取るのは僕です!」と力強く宣言。チームメートの手で胴上げされ、別れを惜しんだ。

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