G大阪、5連勝かけた横浜FC戦へ 倉田秋が負傷離脱の左ウイング→候補の食野亮太郎「一つ結果が出れば」
G大阪は29日、5連勝をかけた横浜FC戦(7月1日・ニッパツ)に向けて大阪府吹田市内で調整した。4連勝に貢献したMF倉田秋が、前節の鹿島戦で負傷離脱。前節は倉田に代わって前半28分から左ウイングのポジションを務めたMF食野亮太郎は「(DF)5枚に対して、どこかで相手を引っ張る(引きつける)動きと、無理して仕掛けるが必要。相手が嫌なところにどんどんと入っていきたい」と話した。
リーグ戦では3試合連続して途中出場が続く食野だが、鹿島戦では決定機に絡むなど積極的なプレーは披露した。「思い切りの良さ、振り切る力は上げていかないといけない。それを上げていくには、シュート練習をするしかない。自分としては(調子は)上げているつもりです。一つ結果が出れば変わってくると思う」とうなずいた。
左ウイングのポジションは開幕戦では食野、その後は複数選手が起用されてきたが、5月20日の横浜M戦から倉田が定着。サイドに開くだけではなく、積極的にインサイドでもプレーに絡んで流動性を生みだし、左サイドバックのDF黒川圭介の攻撃力も引き出した。食野もインサイドでのプレーを得意としており「(味方との)距離感はよくなっているし、ゴール前に進入していく形を増やしていければ」。今季はここまでルヴァン杯の1ゴールのみで、リーグ戦では無得点。好調なチームの流れに乗り、レギュラーポジションの再奪取に挑む。