G大阪、苦手の5バック攻略で5連勝なるか 7月1日・横浜FC戦へMF山本悠樹「動いてスペースつくる」

G大阪は27日、アウェーの横浜FC戦(7月1日)に向けて大阪府吹田市内で公開練習を行った。24日の鹿島戦で4連勝を飾って14位まで浮上し、25日には選手、スタッフや家族も交えてバーベキューを開催。鹿島戦で1ゴール1アシストのDF黒川圭介は「笑顔も増えていい雰囲気になっているし、勝っていることによって自信がついて、よりいいプレーが出るいい循環になってきている」と話した。

17位・横浜FCとは4月23日の対戦で1―1の引き分け。圧倒的に攻めながら、守備を固めた相手を崩しきることができなかった。当時横浜FCは4バックを採用していたが、現在は3バック、または5バックで守備のさらなる安定を図っている。一方でG大阪は今季3バックのチームにいまだ未勝利と、苦手とする傾向にある。MF山本悠樹は「押し込めている、と引かれている、では全然違う。引かれると、こちらが立ちたい場所に(相手に)立たれる感覚がある。そうなった時に、動いてスペースをつくり出す選手がどれだけいるか。自分がパスを受けられなくても、ここを走れば他の選手へのパスラインが空く、という考え方でボールを持てないと、外回りのボール回しになってしまう」と、攻略のイメージを膨らませた。

鹿島戦で負傷交代したMF倉田秋は軽度の肉離れで離脱。一方で同戦は出場停止だったチュニジア代表FWジェバリ、コンディション不良でベンチ外だったMFラビがメンバーに戻る見込み。20年9~10月の6連勝以来以来となる5連勝へ向け、総力戦で挑むことになる。

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