G大阪が逆転でチャンピオンシップ出場決定…5分間で怒涛の4発大勝 SOCCER KING 11月22日(日)15時25分配信

2015明治安田生命J1リーグセカンドステージ最終節が22日に行われ、ガンバ大阪とモンテディオ山形が対戦した。

現在、年間順位で4位につけるG大阪は、前節のサンフレッチェ広島戦を0-2で落とし、Jリーグチャンピオンシップ(CS)出場権を争う同3位FC東京 に順位を逆転されてしまった。わずかに残されたJリーグ連覇に向けて、最終節は勝利が絶対条件。さらにFC東京が引き分け以下に終わる必要がある。まずは 目の前の山形に勝つことが先決だ。一方、1年でのJ2降格が決まった山形は、来季に向けて明るいシーズンの最後にしたいところだ。

試合は序盤から山形がセットプレーでチャンスを作る。10分、エリア手前左やや距離がある位置でFKを獲得すると、宮阪政樹が直接シュートを放ったが、 ここはGK東口順昭がなんとか防いだ。さらに15分、左サイドでFKを獲得すると、宮阪のクロスから林陵平がヘディングシュート。しかし、ここは惜しくも 枠の右に外れてしまった。

34分、G大阪が決定機を迎える。左サイドを突破した宇佐美貴史が低く鋭いクロスを入れると、ニアに走りこんだ倉田秋がダイレクトで合わせたが、ここはゴール左に外れてしまった。前半はこのまま0-0で終了する。

後半立ち上がりの48分、G大阪が右CKを獲得すると、遠藤保仁が低いボールをエリア手前に入れる。宇佐美が走りこんでダイレクトシュートを狙ったが、ここは相手のブロックにあってしまった。

55分、G大阪は倉田とオ・ジェソクを下げ、長沢駿と米倉恒貴を投入した。すると61分、宇佐美が上げたクロスをGK山岸範宏が弾き、こぼれ球を大森晃 太郎がシュート。これがゴール左に決まり、G大阪が先制に成功する。直後の63分、最終ラインの裏に抜けだした宇佐美がグラウンダーのクロスを入れると、 大森が押し込み追加点。さらに64分、宇佐美のクロスから長沢がダイビングヘッドを決めて3点差とする。

G大阪の猛攻は終わらない。66分、遠藤の右CKから米倉がヘディングシュート。これが決まり、G大阪が5分間で4ゴールを奪った。

その後もG大阪が攻勢を続けたが追加点を奪うことはできず、4-0でG大阪が山形を下した。同日行われたFC東京対サガン鳥栖の試合がスコアレスドローに終わったため、FC東京とG大阪の年間順位が逆転し、G大阪がJリーグチャンピオンシップ出場権を獲得した。

G大阪は28日にさいたまスタジアムで行われるJリーグチャンピオンシップ準決勝でファーストステージ王者の浦和レッズと対戦する。

【スコア】
ガンバ大阪 4-0 モンテディオ山形

【得点者】
1-0 61分 大森晃太郎(ガンバ大阪)
2-0 63分 大森晃太郎(ガンバ大阪)
3-0 64分 長沢駿(ガンバ大阪)
4-0 66分 米倉恒貴(ガンバ大阪)

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