【G大阪通信簿】J1前半戦評価ランキング。昨季と同じ? スタイルの浸透度は? 15位で後半戦へ

明治安田生命J1リーグは前半戦が終わり、24日から後半戦がスタートする。当初の期待以上の成績を残すチームもあれば、予想以上に苦戦しているチームもある。今回は、各チームの前半戦の戦いを総括し、通信簿としてA~Eの5段階で評価して紹介する。

●17位:ガンバ大阪

前半戦評価:E

監督:ダニエル・ポヤトス

前半戦成績:17試合4勝4分9敗(勝ち点16)

成績だけを見れば、片野坂知宏元監督の下で低迷した昨季と同じ。ダニエル・ポヤトス監督を招へいした今季は勝ち点16で前半戦を終えている。昨季の17試合消化時点の勝ち点が17だったので、残留争いという点で見ると昨季とあまり変わらない。

ただ、ポヤトス監督のスタイルは徐々に浸透しているのも事実。下位に低迷しているのは、開幕節に象徴されるように、大事なところで失点してしまう90分全体のゲームマネジメントの問題も理由の1つだ。ただ、最近の試合を見る限り、それも改善していると見ていい。アルビレックス新潟戦やFC東京戦で見せた守備意識の高さは、ポヤトス監督が求める攻撃的なスタイルの基盤になるはずだ。

宇佐美貴史や三浦弦太、鈴木武蔵ら実績のある選手の低調は誤算だった。新戦力のネタ・ラヴィや半田陸が開幕から欠かせない存在となっており、ここ最近は福岡将太が最終ラインで頼もしい存在へと成長している。全体としては低評価となるが、最後に希望の光が差し込んだ前半戦と言える。

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