「Ｊ１、Ｇ大阪４－０山形」（２２日、万博記念競技場）

年間４位のＧ大阪は、ホーム万博でリーグ最終戦を戦い、大勝した。勝ち点２差の３位ＦＣ東京が引き分けたため、Ｇ大阪が３位に浮上。大逆転でチャンピオンシップ（ＣＳ）出場を決めた。

前半は大きなチャンスを作りきれないまま終わる。勝負は後半。１６分、ＦＷ宇佐美のクロスをＧＫが倒れ込みながらクリアしたこぼれ球を、ＭＦ大森が押し込み先制。攻撃ラッシュの幕開けだった。

続く１８分には、ワントラップで抜け出した宇佐美が、右サイドからグラウンダーの速いクロスを入れると、逆サイドから飛び込んだ大森がこの日２点目。さ らに１９分、左サイドの宇佐美のセンタリングに途中出場のＦＷ長沢が頭で合わせて追加点を奪う。２分後の２１分にもＭＦ遠藤のＣＫにＤＦ米倉が頭で押し込 み、４点目。わずか５分で４点を奪って試合を決めた。

２ゴールの大森は「出し切ろうと思っていた。気持ち良かった」と喜んだ。