「強過ぎる」「何でもできるやん」G大阪のDF半田陸が2人に競り勝ってのヘディング弾で公式戦2試合連続ゴール! グループステージ突破に導き「半田は青黒の漢よ」の声
6月18日、Jリーグ・ルヴァンカップのグループステージ第6節が行われ、ヨドコウ桜スタジアムでの“大阪ダービー”となった一戦は、ガンバ大阪が1-0でセレッソ大阪に勝利して首位通過を決めた。
■【動画】「強過ぎる」「何でもできるやん」G大阪のDF半田陸の公式戦2試合連続ゴールとなる2人に競り勝ってのヘディング弾
グループステージ突破のためには大量得点での勝利が条件だったセレッソ大阪と、引き分けでも勝ち上がれる可能性があるガンバ大阪。その中で、この日唯一のゴールを決めたのが、ガンバ大阪のDF半田陸だった。
前半37分の左CK、キッカーの山本悠樹が右足で美しい軌道のクロスを上げると、ボックス内の中央に陣取っていた半田が「強さ」と「高さ」を見せる。相手DFに挟まれながらもタイミングの良いジャンプで競り勝つと、高い打点のヘッドで合わせる。叩き落とされたシュートは、右ポストを弾いてゴールに吸い込まれた。
チームをグループステージ突破に導く値千金のゴールに、ガンバ大阪サポーターから次のようなコメントが寄せられた。
「陸ナイスゴール!!!2試合連続ゴール!!」
「ポストに当たって入るのがさらにカッコよさマシマシ」
「陸何でもできるやん!」
「2人にサンドされて決めるとか強過ぎる笑」
「半田は青黒の漢よ」
■今年3月に日本代表初招集も出番なし
J2のモンテディオ山形から今季、ガンバ大阪に加入した半田陸は、現在21歳の新進気鋭の右サイドバック。開幕からチームが低迷する中で自身も持ち味を発揮し切れない試合が続いたが、徐々にプレーの質を上げると、6月11日のFC東京戦では右サイドから攻撃参加して約80mを走り切った後の左足弾でJ1リーグ戦初ゴールを記録した。そしてこの日は、セットプレーから自身公式戦2試合連続ゴール。ガンバ大阪としては665日ぶりに宿敵・セレッソ大阪から勝利を手にすることにもなった。
日本代表・森保ジャパンの今年の初陣となった3月のキリンチャレンジ杯で日本代表に初選出されたが、試合に出場することはできなかった。そして、現在合宿中のメンバーからは漏れた。だが、その間に所属チームで猛アピール。このまま「多くの武器」を見せ続けることができれば、再び森保一監督から声がかかるはずだ。