G大阪・遠藤 力強くCS優勝宣言「まずは浦和をぶっ叩きます」 スポニチアネックス 11月22日(日)17時2分配信

◇J1第2ステージ最終節 G大阪4―0山形(2015年11月22日 万博)

試合終了のホイッスルから2分、万博に大きな拍手が巻き起こった。チャンピオンシップ(CS)出場を争うFC東京の結果をピッチで待つG大阪の選手たち を、サポーターのざわめきが包む。直後、「FC東京とサガン鳥栖は0―0で引き分けました」というアナウンスが場内に流れ、3アシストで勝利に貢献した FW宇佐美は笑顔をはじけさせた。

圧巻の勝利だった。前節の敗戦で年間勝ち点4位に転落し自力でのCS出場が消滅。勝ち点3を積み重ねて、FC東京の結果を待つしかなかった。前半は相手に主導権を握られてスコアレスで折り返したが、後半に流れは一変。後半16分、宇佐美の右クロスのこぼれ球を大森が右足で蹴り込んで先制点を奪うと、2分後にはまたも宇佐美と大森のコンビで2点目。宇佐美のグラウンダーのクロスを大森が押し込み、リードを広げた。わずか1分後には宇佐美のクロスを途中出場のFW長沢がヘッドで流し込んで3―0。トドメは同21分、CKからDF米倉が頭で決め、わずか5分間で試合を決めた。

試合後のホーム最終戦セレモニーでは、MF遠藤が「まずは浦和レッズ、ぶっ叩きます!」と28日のCS準決勝での勝利を約束。続けて「来シーズン、新スタジアムの景気付けとして必ず優勝します」とCS優勝も宣言し、サポーターの大歓声を浴びていた。

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