中村敬斗は「リンツに大きな利益をもたらす」 欧州複数クラブが熱視線で今夏の移籍に海外注目
リバプールやドルトムントなどビッグクラブの名も挙がる
オーストリア1部LASKリンツの日本代表FW中村敬斗は欧州の複数クラブからの関心が伝えられ、今夏の去就が注目を集める。フランスのクラブも獲得に動くと見られていることから、フランスメディア「フットメルカート」は「中村の移籍はリンツに大きな利益をもたらす」と報じている。
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22歳の中村は三菱養和SCからガンバ大阪入りして2018年にプロデビュー。初出場からおよそ1年半後の19年7月にオランダ1部トゥウェンテに期限付き移籍し、欧州へ渡った。その後、ベルギー1部シント=トロイデン、オーストリア2部FCジュニアーズへの期限付き移籍を経て、21年夏にリンツに完全移籍していた。今季公式戦31試合で17得点とゴールを量産するなど大ブレークを遂げ、日本代表にも選出された。
英紙「デイリー・メール」によれば、中村には欧州の複数クラブが獲得を狙っていると報じられていた。具体的にはイングランド1部のリバプール、アストン・ビラ、バーンリー、ドイツ1部のドルトムント、フランクフルト、ボルシアMG、フランス1部リール、ランス、リヨン、そしてオランダ1部フェイエノールトといったクラブの名前が挙がった。
フランスの3クラブが含まれていることもあり、フランスメディア「フットメルカート」も中村の去就問題をピックアップ。中村を「リーグ・アンと欧州で求められる日本の新たなセンセーション」と称したうえで、「鎌田大地、久保建英、三笘薫に加え、もう1人の日本人が夏の移籍市場を賑わせるかもしれない」「2021年にG大阪からわずか50万ユーロ(約7800万円)でやってきた中村は、将来的な移籍でリンツに大きな利益をもたらす」と報じていた。