FC東京、アルベル監督解任 3連敗中12位低迷 後任候補に前浦和監督ロドリゲス氏ら
FC東京がアルベル・プッチ・オルトネダ監督(55)を解任することが13日、分かった。近日中にクラブから正式発表される。18日のルヴァン杯・京都戦(サンガS)は暫定的に安間貴義ヘッドコーチ(54)が指揮を執る。
11日のG大阪戦で今季初の3連敗を喫し、5勝4分け8敗の12位。17節を終えて勝ち点19は、J2に降格した10年シーズンに並ぶ勝ち点数と低迷していた。
アルベル監督はバルセロナのスカウト、アカデミーコーチなどを歴任し、アカデミーダイレクター時代には日本代表MF久保建英の獲得に尽力。20年からJ2新潟で2年間指揮を執り、昨年からFC東京の監督に就任した。ボールを保持する攻撃サッカーを掲げ、昨年は6位。今季は上位進出を狙ったが、成績を残せなかった。後任候補には昨年浦和の監督を退任したリカルド・ロドリゲス氏(49)や、昨年途中までG大阪を指揮した片野坂知宏氏(52)が浮上している。
◆アルベル・プッチ・オルトネダ 1968年4月15日、スペイン・カンブリス生まれ。55歳。2003年からバルセロナでスカウト、アカデミーコーチを歴任し、10~14年にアカデミーダイレクターを務める。その後、ガボン代表のテクニカルダイレクター、ニューヨークシティーのヘッドコーチなどを経て、20年からJ2新潟の監督を務め、22年からFC東京の監督に就任した。