堂安律、“日本代表の10番”にかかる重圧を歓迎「運が良い。居心地が良くなると常に新しいプレッシャーが現れる」

フライブルクに所属する日本代表MF堂安律は、背番号10にかかるプレッシャーを歓迎している。13日の代表合宿中の取材対応で語った。

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日本サッカー協会(JFA)は13日、6月のキリンチャレンジカップ2023に臨む代表メンバーの背番号を発表。そして、10番は昨年末のカタール・ワールドカップ(W杯)で8番を着用していた堂安が見につけることが決定している。

3月の代表活動では10番が空き番号となっていたことも相まって、エースナンバーの行方に注目が集まっていた中での決定となった。しかし、堂安は「もちろん代表の10番が特別な番号であることは意識しています」と語りながら、重圧がかかる状況を喜んでいる。

「ただ自分がいつも運が良いなと思うのが、居心地が良くなった時に常に新しいプレッシャーが現れる人生なんです。新しい壁がまた降りかかってきて、すごく幸せなサッカーキャリアだと思います」

また、背番号10にかかるプレッシャーについては「日に日に増えてくるかなと思います」としながら、「ただそのプレッシャーに打ち勝つメンタリティが自分にはあると思っているので、それは強気な姿勢ではいます」と“らしさ”は崩さず。

カタールW杯以前にも「チームを勝たせる存在になる」と豪語し、実際にグループステージのドイツ代表戦、スペイン代表戦で得点を決めて見せた堂安。有言実行を果たしてきた男は、強烈な10番像を見せてくれそうだ。

「自分にしか出せない色の10番を出したいなと思います。今まで背負ってきた(南野)拓実君や(香川)真司君、(中村)俊輔さんとか、彼らの真似じゃなくて自分にしか出せない色で10番像を作っていきたいと思います」

日本は今後、15日にエルサルバドル代表、20日にペルー代表と対戦する。特に20日に行われるペルー戦は堂安にとっての古巣ガンバ大阪の本拠地・パナソニックスタジアム吹田で開催予定。多くの期待に応えてきた“日本代表の10番”は、凱旋試合で早速輝きを放ってくれそうな気配を漂わせている。

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