G大阪のU―22日本代表MF山本理仁 シントトロイデン移籍決定的 左利きのテクニシャン
ベルギー1部シントトロイデンがG大阪MF山本理仁(21)を獲得することが12日までに決定的となった。クラブ関係者によると、買取オプション付きの期限付き移籍の見込みになるという。
G大阪では今季リーグ10試合中2試合のスタメンに留まっているが、24年パリ五輪を目指すU―22日本代表では主力。10日の親善試合イングランド戦でも先制点を奪った。シントトロイデンは昨年11月のポルトガル&スペイン戦や3月のドイツ&ベルギー戦も含めて継続的にモニタリング。元神戸指揮官のトルステン・フィンク監督が就任する来シーズンはパスサッカーを標榜し、戦術に合致すると判断した。
次代の司令塔として期待される左利きのテクニシャン。パリ五輪経由26年W杯出場を目指し、海外でよりたくましさを身につける。
◇山本 理仁(やまもと・りひと)2001年(平13)12月12日生まれ、神奈川県相模原市出身の21歳。東京Vアカデミーで育ち、19年に高校2年生で“飛び級”昇格。22年7月にG大阪へ完全移籍。J1通算12試合出場、J2通算104試合3得点。1メートル79、71キロ。左利き。