G大阪が3連勝! ジェバリ2発などFC東京に快勝…鹿島は4試合ぶり白星で9戦無敗に
明治安田生命J1リーグ第17節の2試合が、11日の18時から行われた。
■ガンバ大阪 3-1 FC東京
2連勝で最下位から脱出したG大阪は、25分に先制成功。右コーナーキックを佐藤瑶大が頭で折り返し、ゴール前で待ち構えていたイッサム・ジェバリにボールが渡る。ジェバリは反転から左足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。
29分、G大阪がリードを広げる。ダワンが敵陣中央からクロスを送り、ボックス中央のジェバリが頭で合わせて流し込んだ。
後半に入っても勢いが止まらないG大阪は60分、半田陸を起点にカウンターを展開する。ファン・アラーノが右サイドの深い位置から折り返したグラウンダークロスは相手に当たるが、そのまま攻め上がっていた半田がボックス中央でこぼれ球を回収。相手GKとの一対一を制してチームに3点目をもたらす。
G大阪は終盤、ジェバリが今季4枚目のイエローカードを受け取り、累積で次節出場停止に。さらに後半アディショナルタイム3分には1点を返されてクリーンシート達成とはならなかった。それでも、3-1で勝利したG大阪は3連勝を収めた。一方、敗れたFC東京は3連敗で4戦未勝利となった。
【得点者】
1-0 25分 イッサム・ジェバリ(G大阪)
2-0 29分 イッサム・ジェバリ(G大阪)
3-0 60分 半田陸(G大阪)
3-1 90+3分 塚川孝輝(FC東京)
■鹿島アントラーズ 1-0 湘南ベルマーレ
湘南は25分、ペナルティエリア手前でフリーキックを獲得。キッカーの町野修斗が直接ゴールを狙ったが、惜しくもクロスバーに阻まれた。すると43分、今度は鹿島がボックスのすぐ近くでFKを獲得。樋口雄太が正確にゴール左上を撃ち抜き、鹿島が先制する。
1点リードで折り返した鹿島は52分、広瀬陸斗のクロスに藤井智也が合わせたが、惜しくも左ポストに嫌われる。
78分には相手のハンドを誘って鹿島がPKを獲得する。キッカーの鈴木優磨はゴール右を狙ったが、相手GKソン・ボムグンに防がれる。すると、PKを蹴る直前に湘南の選手がペナルティエリア内に侵入していたことが分かってPKはやり直しに。再び鈴木がキッカーを務めたが、左を狙ったシュートはまたしてもソン・ボムグンにコースを読まれて止められた。
それでも、鹿島は1点を守り切って勝利。3試合連続ドローに終止符を打ち、無敗を9試合に伸ばした。一方、敗れた湘南は10戦未勝利となった。
次節は24日に行われ、G大阪と鹿島が激突する。また、FC東京は名古屋グランパス、湘南はサガン鳥栖と対戦する。
【得点者】
1-0 43分 樋口雄太(鹿島)